「妻と仲良くしていたい」

「今までのように愛のある生活を送りたい」

と願っているのに、セックスを妻に拒否されていらっしゃいませんか。

なぜそうなってしまったのか、どうすればよいのかと悩み、相手にされない寂しさで苦しんでいらっしゃいませんか。

このまま日々悶々としている状態が続くのなら、離婚したほうがいいのか、セックスレスの関係のまま諦めるしかないのかとお考え中かもしれませんね。

離婚か、諦めか、選択肢は2つしかないのでしょうか。

少し待ってください。

どんな理由で妻はセックスレスに陥ったのか、妻の立場からセックスレスの理由を探っていきましょう。その理由を理解したうえで、解決への手だてを見つけていきませんか。

改善策を具体的にあげていますので、最後まで読んでください。

妻が拒否して辛い!セックスレスに陥った理由とは

愛情を示そうとしても拒否されると、本当に辛いですね。

妻がセックスレスになるには、次のような理由があげられます。

・子供がいるから

・仕事で疲れているから

・性欲がないから

・旦那に対して性的な魅力を感じないから

・体だけ求められていると感じるから

・異性ではなく家族として見るように変化したから

では一つずつ見ていきましょう。

子供がいるから

子供がいると、母親は世話に追われます。

夫の帰宅後も生活時間の大半を子供の世話に費やすので、セックスをする機会が減るわけです。

出産後は、ミルクをあげる、おむつを取り替える、夜泣きすれば眠るまであやすなど、昼夜を問わず子供の世話にかかりきりになります。

幼児や小学生になっても、翌日の準備をしたり、絵本を読んであげたり、夜遅くまで勉強を見てあげたりすることもあるでしょう。

兄弟が増えればなおさらのこと、子供優先で体力を使い果たしてしまいます。

疲れはたまっていくばかり、セックスをする体力も気力もなくなっていくのです。

時間が取れないだけでなく、子供の目を気にしてセックスをためらうケースもあります。

家の間取りや生活スタイルも関係してきますが、子供中心の生活がセックスを拒否してしまうことになります。

仕事で疲れているから

仕事で疲れ切っているときも、セックスレスになる理由の1つです。

結婚してからも社会で働く女性は、昼間は仕事、夜は家事と多忙な毎日です。

妻も生活費を稼ぐため、やりがいのある仕事だからと精一杯仕事をこなしています。

共働きで家事を分担をしていたとしても、家に帰れば、炊事・洗濯・掃除など家事がたまっているのが現実です。翌日もやるべき事がたくさんあるのですから、疲れた体を少しでも回復させたいから、できるだけ早く眠りたいと思うでしょう。

夫への愛情はあっても、疲れすぎて、セックスに応じる余裕がないのです。

性欲がないから

「食欲と性欲は同じ、コントロールできない本能である」といわれますが、女性は性欲が湧かないときがあります。

出産後など、ホルモンバランスが大きく変化するとき、加齢により性欲に関係するホルモン「エストロゲン」が減少するとき性欲が減退します。

育児の不安や悩みなどストレス過多でセックスへの関心が薄れてしまうこともあるでしょう。

体力面で自信がない、また性交痛がある場合も、セックスを避けたい原因になります。

適度な運動、十分な睡眠、栄養バランスを考えた食事など、健康的な生活習慣はついているでしょうか。病気であれば当然、性欲は湧かないですよね。

一方的に自分の気持ちを押し通そうとせず、妻の健康にも目を向けていくことも重要です。

旦那に対して性的な魅力を感じないから

性的な魅力を感じなくなると、セックスを拒否したくなります。

恋愛時代や結婚したころと比べると、体系や容姿は変わっていないでしょうか。

よく「幸せ太り」と言われますが、結婚後体型を気にせず太ったり、服装や髪型などに気を使わなくなったりして、見た目がマイナスに変わってしまった旦那には、魅力を感じなくなります。

外見だけではありません。

妻への接し方、優しさや思いやりなどが少なくなっていませんか。

慣れすぎて男と女の緊張感が薄れ、ドキドキするときめきがなくなっていませんか。 

一緒に生活する中で、夫の欠点が見えてくることは多々あります。だらしなさや、清潔感がないなど、嫌悪感を抱いてしまうと、肌を触れ合うことに抵抗を感じます。

体だけ求められていると感じるから

欲望の発散のために体だけ求めてきていると感じると、女性はセックスを拒否したい気持ちになります。

そもそも男性と女性のセックスへの考え方は違います。

女性にとっては、セックスは愛情の現れであり、お互いの感情をつなぐコミュニケーションの一つです。お互いの気持ちを確認しあうことが大事なのです。

日頃から家事や育児は妻に任せっきり、親類や近所付き合いなど面倒な事もしたがらない夫には不満を持っています。

自分はこんなに苦労しているのに、家族のために尽くしているのに、夫は気持ちいいことだけねだってくるなんて、と不満を持ちながらのセックスでは、夫への愛情は冷めてしまいます。

体目的、性欲を満たすだけの存在では嫌になります。

妻は、セックスを拒否する気持ちを分かってほしいと思っています。

異性ではなく家族として見るように変化したから

結婚すると、恋愛感情は減少していき、夫を異性と見られなくなっていきます。

なぜなら、性的関係を維持することより家族としての絆を深めていくほうが妻にとって大切になるからです。

生活を共にしていく中で、さまざまな出来事を夫婦は乗り越えていくことになります。

子供が生まれたら、パパやママとして家族の役割を果たすことがメインですよね。

仕事もまじめにするし、家事の手伝いもする、子供と遊んでくれて申し分のない夫として認めているからこそ、家族愛は深まっていきます。

あなたと家族になれてよかった、これからもずっと家族でいたい、でも、もう性の対象にはならないのでしょう。

将来も安定して生活していける家族関係を維持していくことが大事なのですから。

妻がセックスを拒否した場合のレス改善策

具体的に次のようなレス改善策があります。

・本音を伝えてみる

・食事や出かける機会を増やし、コミュニケーションを取る

・外見を変えてみる

・第三者に相談してみる

どれもすぐに取り組めますので、できることからやってみましょう。

本音を伝えてみる

セックスレスでもやもやしている気持ちを、思い切って打ち明けてみましょう。

男性と女性とではセックスに対しての思いが違います。

デリケートな内容であるからこそ、なかなか話に応じてくれないかもしれません。

逆に不信感を抱かせてしまう怖さもあります。

しかし、本音を言うということは、自分の気持ちに向き合うことでもあります。

自分のネガティブな部分までさらけ出せる勇気を持ちましょう。

自分が腹を割って話すことで、妻も胸の内を聞かせてくれたら、お互いの気持ちが通じ合えるきっかけになるかもしれません。

セックスを受け入れてほしい気持ちを素直に伝えてみてください。

食事や出かける機会を増やし、コミュニケーションを取る

マンネリ化した日常から、環境を変えてみましょう。

例えば、外食に誘ってみませんか。

少しだけ家事をする手を止めて、外で食事をすれば、夫婦でおしゃべりをする時間が作れます。

休日には、映画や散歩、ドライブなどに出かけるのもいいですね。

夫婦で同じ趣味を持っていれば、なおさら楽しく過ごせるでしょう。

温泉旅行で1泊するとか、記念日デートもうれしいイベントです。

日常と違う空間でおいしいものを食べ、リラックスすれば、コミュニケーションも増えます。

コミュニケーションの目的は、考えや感情を伝え、よい関係を築いていくことです。

伝え方は言葉だけではありません。口下手で気に入られる声かけなんてできないと思うなら、優しい視線を送るだけでもよいのです。

出かける機会を増やし、コミュニケーションをたくさん取りましょう。

外見を変えてみる

ぼさぼさの頭、だらしない恰好で、身だしなみを整えることを忘れていないでしょうか。

変わってしまった体型や容姿に原因があるなら、外見を変えてみましょう。

爪や鼻毛を切るといった基本的な身だしなみは、毎日チェックします。

ムダ毛を剃り、眉毛を整えるだけでも野暮ったい印象が消え、清潔感を出せます。

髪型を変えてみるのもおすすめです。

太ってしまったのなら、ジムに通う、自宅で筋トレするなどして、ダイエットにチャレンジします。健康的で引き締まった体は魅力的です。

服装やスキンケア、あわせて口臭・体臭に気を付けることも大事です。

すぐには変わらなくても、変えようと努力している姿に好感度はアップします。

自分磨きをしていきましょう。

第三者に相談してみる

自分なりに考えて改善しようと思ったけれど、うまくいかない、だれかにアドバイスがほしいときは第三者に相談してみましょう。

友達、会社の上司や同僚、親や親せきに信頼できる方がいらしゃれば、率直な意見・アドバイスが聞けると思います。

しかし、セックスは夫婦間のデリケートな部分なので、知っている人に話すのは気が引けたり、話しにくかったりしませんか。

セックスレスに真剣に悩み、解決したいと望むなら、専門知識や技術を持ったカウンセラーからのアドバイスが必要です。

夫婦間の問題を扱っているカウンセラーに相談してみましょう。

現在の状況や精神的側面から原因をとらえ、問題を整理し、解決につながるアドバイスやコーチングをしてもらえます。

妻に拒否されたときに絶対にやってはいけないこと

セックスレスでどんなに辛い思いをしていても、絶対にやってはいけないことがあります。

・強引に迫る

・プレゼントやお金で釣る

・モラハラをする

妻への敬意が見られない行為は、夫婦関係の維持が難しくなります。

強引に迫る

性欲発散のために強引に迫るのはNGです。

愛があっても強引な行為は、女性の気持ちを無視したことになります。

夫婦だからセックスは当然と思われがちですが、夫婦間であっても「性的DV」といえます。しかし、その深刻さは表面化していないのが現状のようです。

本当は嫌だけど我慢している、辛いけど耐えるしかないと妻が諦めていては、心の溝はますます深まっていくばかりです。

セックスは二人で楽しむもの、男女で求めるものが違ったとしても、対等の立場で互いを尊重しあうことが大事です。

YESかNOか妻の思いをきちんと思いを受け止め、心地よい触れ合い仲の良い関係を築いていきましょう。

プレゼントやお金で釣る

プレゼントやお金で釣るのは、よくありません。

自分に自信がないから、プレゼントやお金でアピールしているのでしょうか。

プレゼントをもらってうれしいのはその場限り、単なるご機嫌取りです。

下心が見えると、今までの信頼も愛も冷めることにつながります。

見返りを求められるのなら、寝室に行きたくないと思ってしまうでしょう。

セックスレスの根本的な解決方法にはならないですね。

人それぞれ価値基準は違いますし、妻に物や金銭をあげてはいけないということではありません。喜ぶ顔が見たかった、仲よくしていたい、という気持ちを言葉にして伝えるとよいです。

そして、セックスレスの理由を考え、妻の気持ちを理解していくことから始めていきましょう。

モラハラをする

セックスレスで心を痛めているから、思い通りにならないからといってモラハラ行為はもってのほかです。

屈辱的な中傷や侮辱など日常的に言葉の攻撃を受けた妻は自尊心を傷つけられ、自信を失ってしまいます。

精神的に追いつめられ、継続的なダメージで、うつ病や不安障害、PDSDの症状を発症させてしまうこともあります。

なぜセックスを拒むのか、どうしたら受け入れてくれるのか、二人でコミュニケーションを取る時間をとり、妻を責めるのではなく、理解し合えるように話し合うことです。

別居や離婚を論ずる前に、第三者に外部の視点から意見を聞き、適切なアドバイスが必要となってくるでしょう。

まとめ|妻からセックスを拒否された時の解決はふうふの窓口で

性欲の強さは人それぞれです。

夫婦生活には、人には言えない、自分だけでは解決できないセックスレスの問題があります。

この記事では、セックスレスに陥った理由を妻の視点から捉えてみました。

セックスを拒否された時どう対処すればよいか、改善策を4つあげました。

・本音を伝えてみる

・コミュニケーションを取る

・外見を変えてみる

・第三者に相談してみる

自分で努力してみたけれど、なかなか改善されないかもしれません。

だからと言って、強引に迫ったり、短絡的に物やお金で釣ったりしても解決にはなりません。モラハラで精神的に深く傷つけてしまっては、夫婦関係自体が崩壊し離婚へと発展することになりかねません。

悩んでいるときは早めに、第三者に相談してみましょう。

「ふうふの窓口」では、専門家のサポートを受けることで、客観的に分析してもらえます。相談者の悩み・心情に寄り添い、共感と理解を深めることで、相談者が

自分では気づかなかったこと、本当の願い・本音もありのままに伝えてもらえます。

解決へと導いていけるようアドバイスやコーチングを受け、今の悩みや苦しみから抜け出し、円滑な夫婦関係を築いていきましょう。